持続可能な工務店を目指す

ごあいさつ

2025年1月1日
かねてより株式会社田中工務店より事業譲渡を受け、木造建築設計土の子舎一級建築士事務所と田中工務店大工職人一同は株式会社風土工舎として、工務店事業を引き継ぐことになりました。
これまでも土造り住宅をはじめ地域工務店として、信頼のおける大工職人の皆と一緒にたくさんの方々とご縁を結ばせていただいてきました。
古き良きを愛し、新しき未来に柔軟に調和していくこれからの私達にどうかおまかせください。
歴代の仲間たちの想いをしっかりと引き継ぎます。今後ともスタッフ一同どうぞ宜しくお願い致します。

代表取締役 吉原茂雄

私たちの思い

~次世代に受け継ぐ~

私たちは、20世紀から21世紀を過ごす一人ひとりとして、豊かな自然環境を次世代に受け渡すために、先人達があたり前に残してきたもの(自然敬意・伝統技術・コミュニティ)を家づくりを通して、次の世代へ守り伝えていきます。

こころ掛け

(自然敬意)

風土と対話しながら建物をつくること。
パッシブデザイン(光と風)+断熱をデザイン(熱)を取り入れる。

(伝統継承)

伝統に学び、職人が素材を吟味し手作業でつくること。
メンテナンスが容易で、長持ちするつくり方を選ぶ。

(共有・共感)

つくる過程が楽しくあること。
つくり手とすまい手が顔の見える関係をつくり出すこと。

こだわりと技術

素材

「再生・持続可能な素材を選ぶ」
住まいを構成する材料の選択に迫られた時、それを私たちが使うことによって持続可能な環境となるのかどうかを常に念頭に置きたいと思います。
私たちつくり手の選択によって、住む人の暮らし考を変えていくことに責任を持ちます。

技術

「手を使い、経験を伝え学ぶ」
単なる組立工になるのではなく、状況・素材を見つめ、伝統的な工法や納まりの理由を理解します。
まずは倣い、自分のものにして展開させます。

チームワーク

「あたたかい雰囲気の現場から生まれる家」
社員大工はもちろん、お施主さんや家づくりに携わる諸方の職人さんとの関わりによって、末永く愛される家が完成していくのだと思います。
これからも親戚のおじちゃんやお兄ちゃんがたくさんいる雰囲気を大切に。

NEWS
-ブログつちのこだま-

2024-12-30

事務所を移転します

この度、木造建築設計土の子舎一級建築士事務所は、令和7年1月1日より、株式会社 風土工舎となり、西蒲区漆山(旧田中工務店事務所)へ移転します [more]

2024-11-18

金沢町土壁の家・その後5

遅くなりましたが、9月の連休にお引渡し、お引越しを終えることができました。先日お施主様のご厚意で、関係者完成お祝い会にお招きいただいて、ご主 [more]

2024-08-10

金沢町土壁の家・その後4

連日の蒸し暑い猛暑の中、室内は木と土の調湿効果で、ひんやりとまではいかないまでも不思議とむんとした空気がありません。足場も外れ、木工事も終わ [more]

2024-07-22

金沢町土壁の家・その後3

壁土もすっかり乾き、内部の造作が進んでいます。施工中の現場は木の香りだけ。窓は風の通り道と陽の向きを考えて、湿気をなるべくいれないように。人 [more]

2024-07-05

金沢町土壁の家・その後2

だいぶ早い頃、梅雨入り前の様子です。木小舞の下地に左官屋さんが荒壁を塗ってくれました。木小舞の建物の中にいると鈴虫かカマキリになったような気 [more]